小脳の特性を活用しよう



最近、睡眠以外にも休憩をとることでも効果があるという事が明らかになったようです。  (2012/8/5追加)
*最新参考情報(2012年7月1日 読売新聞)無駄のない動き、「忘却」で促進…東大チーム
スポーツや楽器の演奏などの体の動きは、休息を入れ、動きのごく一部を忘れながら身につけるのが効率的―。
東京大学のチームが、筋肉を動かす神経細胞の働きをコンピューターで再現した研究から、無駄のない動きは軽
い忘却によって進む可能性が高いことが分かった。研究成果は29日付の生物学関係の専門誌に掲載された。 
平島雅也・東大助教(運動制御学)らは、コンピューター上で再現した腕の筋肉を動かす神経細胞1000個に
動作を指示する信号を送る実験を行った。指示通りの動作ができなかった場合、研究チームは神経細胞に指示を
送る情報伝達の仕組みを修正したが、この時に神経細胞への伝達量を10万分の1減らして、動きをわずかに忘
れるのと同じ状態にした。すると、500回以上修正した後から、指示通りの動作ができるようになり、脳の活
動度も徐々に下がることが分かった。脳の活動度が低いほど、神経細胞も筋肉も無駄なエネルギーを使わず、効
率的な動きができるという。                                     

*参考 長期抑制の提唱者:伊藤正男氏について
http://www.brh.co.jp/s_library/j_site/scientistweb/no27/index.html